妙見山693m  

    多可郡多可町中地区     ROUTE

    国道427号線を北上し、多可町役場を過ぎて高岸交差点を左折してすぐ多可高校の標識に従って右折し、
    那珂ふれあい館駐車場へ。  

    2010/3/27 晴れ    MAP

    コースタイム 登り 登山口-(15分)-東山側口-(10分)−3合目-(60分)-山頂   合計 1時間25分
            下り 山頂-(15分)-ツバキ林-(20分)-林道-(45分)-登山口   合計 1時間20分  

    昨日高御位山頂から北の山並みを見ると、千ケ峰が白くなっていた。
    但馬まで行けば雪景色が見れそうだが、すでに冬タイヤを外しているので無難な所に行くしかない。

    考えていると、いつも千ケ峰に行く途中、多可町役場を過ぎたところで目の前に形のいい姿をした山が
    立ちはだかるように現れる。どっしりとした姿のいい山で妙見富士とも呼ばれている山だ。
 
    兵庫100山にも入っていて一度登りたいと思っていたので、妙見山から千ケ峰から笠形山までの稜線を
    東から見てみようと出発した。

    9時20分に那珂ふれあい館駐車場に到着。
    準備をして、すぐ向かい側の古墳群を見てまわってから出発。  
   
    シカ除けの扉を開いて、以前に一度だけ来たことがあるゴルフ場を右に見ながら林道を登っていく。 
   
    15分で東山側登山口になり、登っていくと一合目の標識。橋は新しく付け替えられている。 
   
    よく整備された道を登っていく。  
   
    雑木林の道は明るく、所々に展望台もある。
    6合目から8合目まではやや急登だが、整備されているので登りやすい。
    雪は痕跡程度だったが、8合目の鞍部に出来ていた水晶のように綺麗な霜柱が印象的だった。 
   
    8合目から登り返していくとピークらしきところに着いたがまだ山頂ではなかった。
    何を置いているのか気になる小屋を過ぎるとすぐに山頂が現れた。 
   
    11時5分:山頂に到着。山頂は狭い岩場だが見晴らしはいい。
    北側間近に千ケ峰の稜線が広がっている。遠くに真っ白な粟ヶ山が見えるが写真には写らない。 
   
    西側には笠形山から飯森山。
    南側には高砂、加古川や播磨灘方面が見渡せるが、今日は霞んでいて定かではない。
    誰もいない山頂でのんびりと昼食していると、2人連れが元気良く登ってきたので挨拶だけして下山。 
   
    急坂を10分ほど降りて行くとツバキの林になった。10分以上ツバキの群生地の中を降りて行く。 
   
    咲いている花が少ないのが残念だったがなかなかの群生地だった。 
   
    ツバキ林が終わると急に植林地の道になり、しばらく降りて行くと標識のない分岐路になった。
    道なりに進めば左に行ってしまうが、山頂の人のアドバイスのとおり右手の方の道を登っていく。
    ひとやすみばしをさっさと通りすぎ、少し降りて行くと牧野側登山口の標識が現れた。  
   
    赤松林が見事な林道を40分ほどのんびりと、時折聞こえてくるゴルフ場の歓声を聞きながら歩いて
    那珂ふれあい館に帰着した。 
   
    せっかくなので那珂ふれあい館に入ってみると、この辺りの縄文時代、弥生時代、古墳時代の遺物を
    展示して古代の繁栄を解説していた。

    約3時間で周回できる歩きやすいコースで、ツバキの群生地と赤松林、麓の古墳が印象的だった。  
   
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