悪沢岳3141m‐赤石岳3120m

      静岡県静岡市葵区    ROUTE 

      東名高速道路静岡インターから、県道27号線で井川ダムへ向かい井川ダムから県道60号線で
      畑薙第一ダム手前の無料駐車場へ(静岡インターから約80km、2時間半)。
      無料駐車場から無料送迎バスでさわらじまロッジへ(約1時間)。

      2011/8/21-8/25 小雨‐曇‐晴  MAP 

      コースタイム 1日目(22日) 椹島ロッジ‐(3時間30分)‐清水平‐(2時間10分)‐
                        駒鳥池‐(50分)‐千枚小屋                   合計 6時間20分
               2日目(23日) 千枚小屋‐(50分)‐千枚岳‐(1時間)‐丸山‐(30分)‐
                        悪沢岳‐(1時間40分)‐中岳‐(1時間20分)‐荒川小屋    合計 5時間20分
               3日目(24日) 荒川小屋‐(40分)‐大聖寺平‐(1時間20分)‐小赤石岳
                        ‐(40分)‐赤石岳‐(2時間)‐富士見平‐(1時間)‐
                        赤石小屋‐(2時間)‐樺段‐(1時間40分)‐椹島ロッジ    合計 9時間20分

      20日からIご夫婦と悪沢岳‐赤石岳縦走に出かける予定が、お盆明けからの停滞前線により天候が安定
      しない中、逡巡していても仕方がないので一日遅れで出発した。

      高砂を朝5時30分に出発し、東名高速道路静岡インターから国道362号を通って畑薙第一ダムへ。
      結果的には帰りに走った県道27号線の方が走りやすい道だったが、13時40分に無料駐車場に到着。

      14時30分発の送迎マイクロバスで、総勢11人がさわらじまロッジへ。 
   
      夜中に降り続いていた雨は、朝には霧雨程度になっていて一安心。     
      22日朝6時10分:さわらじまロッジを出発。  
   
      シラビソ樹林の道をひたすら登って行く。9時40分:清水平。少し休憩して腹ごしらえをして出発。 
   
      12時:6時間歩いて初めて出てきたビューポイントである駒鳥池に到着。ミズゴケが鮮やかだった。
   
      そして、またしばらくシラビソ林を歩いていく。 
   
       12時45分:お花畑の中にある千枚小屋に到着。標高は約2600m。
      火事で焼失して仮設小屋と聞いていたが、宿泊した月光荘は立派な建物だった。
      新しい千枚小屋を現在建設中で、11月には完成するようだ。
      県の施設を東海フォレストが管理運営しているが、食事も良かった。
   
      23日朝5時30分:天気予報で明日は天気回復とのことなので、それを信じて次の宿泊地を赤石小屋から荒川小屋
      に変更し、霧雨の中を出発。  
   
      トリカブトやマルバダケブキが咲くお花畑を過ぎるとすぐにガレ場。 
   
      強風に飛ばされないようにガレ道を登っていくと、6時20分、千枚岳2880mに到着。何も見えないのですぐに出発。 
   
      マツムシソウやトリカブトの紫が鮮やかなお花畑の道が30分ほど続く。 
   
      7時20分:広場のようなピークの丸山3032mに到着し、何も見えないのですぐに出発。  
   
      岩場の道をしばらく歩いて、8時、悪沢岳(東岳)に到着するが、何も見えないのですぐに出発。 
   
      30分ほど岩場の花畑を下ると、中岳への緩い登りになる。
      途中でIKさんが「オーイ」という声が聞こえるというので、耳をすますが何も聞こえない。
      これが後で知った事態にまつわって来るのだが、この時にはわからない。 
      9時20分:中岳避難小屋に到着し小休止。  
   
      9時40分:中岳3083mに到着するが、何も見えないのですぐに出発。  
   
      荒川小屋へ下っていく。  
   
      途中でお花畑が続く。秋の花に変わっていたが、半月早ければさぞ見事だったと思う。  
   
       11時:荒川小屋に到着。標高は約2600m。
      小屋前のテーブルでとりあえず昼食休憩していると、福島からの5人パーティーが到着。
      話を聞くと19日下山予定の友人が帰ってこないので捜索に来ているとのことだった。
      この件は夕方、中岳避難小屋に行方不明の人が自力到着したとの無線連絡が入り、事態は急展開。
      悪天候を吹き飛ばす朗報に接し、宿泊者皆で喜び合った。
      
      午後から次第に空が明るくなり、夜トイレに行くと星が出ていた。 
   
      翌朝は2日間待ちに待った絶好の登山日和。 
      24日朝5時15分:出発。大聖寺平に向かって歩き始め、少し登って振り返ると荒川小屋が綺麗に見えた。 
   
      左手には朝焼けの中に富士山が聳えている。 
 
       富士山の左手山裾からのご来光。この山旅のハイライトの瞬間である。 
 
      朝日を背に浴びながら快適に歩いていく。
      5時50分:大聖寺平。一昨日にすれ違った人は雨と強風でここから引き返してきたとのことだった。 
      今日は殆ど無風。昨日は無理をせず荒川小屋に泊まって正解だった。 
   
      大聖寺平から1時間余りガレ道を登りつめ、7時10分、小赤石岳3081mに到着。  
   
      北側には昨日闇雲に歩いた悪沢岳(東岳)‐中岳の稜線が見える。
      なるほど、ああいうところを歩いたのかと、思い返してシミュレーションする。 
 
      富士山にかかる雲も次々と形を変えて、笠をかぶったようになった。天候悪化の予兆か?  
 
      いよいよ赤石岳への最後の登りになり、7時50分、赤石岳山頂に到着。  
 
      南側には赤石岳避難小屋と、その右手向こうに聖岳が近い。
      そういえば小屋で同宿の人の半分くらいは聖岳まで縦走するとのことだった。
      聖岳まで縦走するにはもう1泊必要なので、ここへ来る皆さんは健脚である。 
   
      北側遠くには中央アルプスと北アルプスも見える。改めて天気の回復に感謝。  
 
      8時10分から下山開始。富士山を見ながら赤石小屋に向かって下っていく。 
   
      10時:富士見平。富士山は雲に隠れてしまっていたが、振り向くと、歩いてきた赤石岳‐悪沢岳が綺麗に見渡せた。 
   
      樹林の道を下り、10時40分、標高約2500mの赤石小屋に到着。ここで昼食休憩。  
   
      赤石小屋から樹林の道をひたすら下っていく。13時:樺段。 14時30分:赤石岳登山口に下山。 
   
      14時40分:さわらじまロッジに到着。
       昨夜は荒川小屋泊りにしたので、今夜はここでもう一泊することになるが、今日の天候はそれだけの
      価値がある一日にしてくれたのだった。  
     
      夏の花はほとんど終わり、秋の花に変わっていたが、悪沢岳周辺のお花畑がとりわけ素晴らしかった。
      花の最盛期には北岳より素晴らしいかもしれない。 

ホソバトリカブト

センジョウアザミ

ヤナギラン

ミヤマシシウド

シロバナタカネヒランジ

コバノコゴメグサ

タカネツメグサ

イワツメグサ

ヤマハハコ

タカネヒゴタイ

タカネナデシコ

ミネウスユキソウ

ミヤマシオガマ

シコタンソウ

イワキキョウ

タカネマツムシソウ
 
チングルマ

イブキジャコウソウ 

ハクサンフウロ 

コウゾリナ 
      天候不順の中決行したが、結果として大満足の山歩きができた。

      それにしても、南アルプスは奥深いと改めて思う。 
   
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