平ヶ岳2141m 

    新潟県魚沼市     ROUTE 

    東北自動車道西那須野塩原インターから国道400号ー352号を走り、檜枝岐村へ入って鷹の巣
    登山口駐車場へ。(檜枝岐村から約26km、1時間)

    2012/6/30 晴れ    MAP 

    コースタイム 登り 登山口-(130分)-下台倉山-(50分)-台倉山-(60分)-白沢清水-(100分)-姫の池
                -(30分)-平ヶ岳山頂                  合計 6時間10分
            下り 平ヶ岳山頂-(40分)-玉子石-(40分)-姫の池-(60分)-白沢清水-(60分)-台倉山
                -(60分)-下台倉山-(100分)-登山口         合計 6時間

    29日は休養日にして、檜枝岐村を散策し、JAショップにパンを売っていたので購入することが出来た。
    檜枝岐村にはコンビニが無く、持ってきた携帯食しか食べられないと覚悟していたので助かった。

    登山口で車中泊するため、夕方に鷹の巣登山口駐車場に到着。標高838m地点である。
    6時頃、東京からの単独者の車が入ってきたので、連れが出来て一安心し、7時過ぎに寝てしまった。  
   
    翌朝3時頃起床すると、15台駐車できるスペースは埋まっていた。
    考えてみれば、今日は天気がいい土曜日である。
    3時40分:ヘッドランプを附けて登山口を出発。  
   
    20分ほどで歩いて痩せ尾根を登り始めると、次第に明るくなってきた。 
    振り返ると空が赤く染まり、左手の燧ヶ岳も輝いている。 
 
    急登がつづくヤセ尾根をグングン登っていき、5時50分、標高1610mの下台倉山に到着。 
   
    下台倉山から台倉山までは、平坦で左側に燧ヶ岳などを見ながらの快適な尾根歩き。
    台倉山に到着する直前には平ヶ岳山頂を見ることが出来た。  
   
    6時40分:台倉山1695m。7時:台倉清水。  
 
    台倉清水からは藪道になり、朝露でビショビショになりながら歩いて行く。
    7時40分:白沢清水に到着。標高は1715mなので台倉山から高度は全く上がっていない。 
   
    白沢清水を過ぎると樹林が笹原に変わっていく。そして、傾斜が増していく。  
   
    左手に平ヶ岳山頂を見ながら、最後の急登を滑らないよう慎重に登っていく。 
 
    9時:姫の池に到着。尾根の向こう側には天空の楽園が広がっていた。  
 
    白い縞模様の平ヶ岳を背景に、鏡のように池塘が広がり、時間が止まったかのような世界にしばし見とれる。 
 
    あまりゆっくりもできないので山頂へ向かう。  
   
    山頂への道もゆったりと広い。  
   
    平ヶ岳の山頂付近は確かに平に近い。 
 
    9時40分:山頂に到着。  
 
    頂上はなぜ広くて平らか説明してくれている。
    木道を立入禁止区域の手前まで歩いて行くと、池塘の向こうに越後三山らしき山塊が見渡せた。 
   
    山頂から引き返して、この山のシンボルの玉子石に向かう。  
 
    少し下ってから雪渓を登り、左方に歩いていく。  
 
    約40分で玉子石に到着。不思議な雰囲気の世界が広がっていた。 
 
    近づいて見ると、確かに上の玉子と下の台とは一体になっている。遠方の白い山塊は巻機山や越後三山。 
   
    姫の池に引き返してもう一度背後の景観を目に焼き付け、12時、長大な尾根に向かって下山開始。 
 
    15時:下台倉山に到着し、急坂下りが始まる。  
 
    痛み出した足をゆっくり踏み出しながら急坂を下り、16時40分、登山口に帰着。
    登りは予定時間より30分早かったが、下りは予定時間より30分遅くなっていた。

    長大な尾根にもいろんな花が咲いていて、気持ちを和ませてくれた。
 
イワハゼ
 
ウラジロヨウラク

サラサドウダン 

コイワカガミ 
 
イワイチョウ
 
イワウチワ
 
チングルマ
 
ハクサンコザクラ
    下山後、日帰りで登る百名山の中で最も厳しいとされるこの山を含めて上越の5座を、晴天に恵まれて登れ
    たことに感謝しながら帰路についた。

    帰りは道の駅たじまで車中泊し、翌朝は那須岳の登山口を確認してから東北-中央自動車道を走った。 
   
2012/6/25(巻機山)    2012/6/26(越後駒ヶ岳)    2012/6/27(会津駒ケ岳)    2012/6/28(燧ヶ岳)
   
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