皇海山2144m‐鋸山1998m 

      群馬県沼田市     ROUTE 

      関越自動車道沼田インターから国道120号線を北上し、吹割の滝手前で右に入り、沼田市利根振興局を右に見
      ながら進むと、「とねしん」の赤い看板の右に「皇海山」の標識が現れるので、ここから標識に従って進むと栗原川
      林道に入れる。(崩落で通行止が多いので事前に沼田市HPなどで確認しておく必要がある。)この時は、栗原川
      は9月11日から開通していたが、もう一つのルートである栗原川利根林道は通行止だった。(昨年は両ルートとも
      通行止だったようである。)
      約20kmの栗原川林道は悪路で、特に10kmほど進んでからは慎重を要する。(スペアタイヤを忘れないこと)

      2012/10/11 晴れ   MAP 

      コースタイム 登山口‐(90分)‐不動沢のコル‐(50分)‐皇海山山頂‐(30分)‐不動沢のコル
               ‐(40分)‐鋸山‐(30分)‐不動沢のコル‐(60分)‐登山口                  合計 5時間

      那須岳下山後Mさんとお別れし、次の目標である皇海山に登るため地道を約170km、4時間余り走って沼田市の
      道の駅白沢へ行き、ここで車中泊。

      天気予報では夜から崩れるとのことだったが、夜明け前に少しパラついたあと東の空が明るくなり始め、皇海山と
      思われる山塊が赤く輝きだしたので、登山口に向かって出発することにした。  
   
      栗原川林道への入口が分かり難い。
      国道120号線を約15km走り、吹割の滝手前右手に「皇海山キャンプの森」の標識が現れるのでそちらに入る。
      そして、真っ直ぐ進むと「とねしん}の赤い立看が正面に現れ、その右手の細い道に「皇海山」の標識が現れる。  
   
      あとは標識に従うと林道に導かれる。 
   
      約20kmの林道の大半は悪路である。
      最初の10km程は時速20kmくらいで走れるが、それからが大変だった。
      写真では単なる石ころに見えるが、角のある石がゴロゴロしているので、スピードを落とし尖った石を避けながら
      走っていく。時速5kmくらいで走っていても、石で埋め尽くされたところで車の腹をガリガリさせてしまった。  
   
      林道を1時間半走って無事登山口に到着し、後続の人と無事の到着を喜び合った。
      8時50分:登山口を出発。  
   
      沢沿いの緩やかな道を登っていく。  
   
      沢を右に左に何回も渡りながら登っていく。雨の後なら難儀しそうな道である。  
   
      次第に歩きにくくなっていくが、要所に標識が立てられているので迷うことはない。  
   
      1時間ほど登ると次第に急坂になり、「この先急勾配 山岳事故多発」の標識が現れたので、慎重に登っていく。  
   
      10時20分:不動沢のコルに到着。皇海山は見えないが、右手に鋸山が一目で分かる姿で頭を見せていた。 
   
      一息入れてから尾根を登っていく。頂上が近づいてくると次第に急坂になり、ロープを持って登っていく。
      展望がない単調な道の唯一のアクセントだった。  
   
      このルートを開いた庚申山信仰の人が奉納したという青銅の剣のを過ぎると、11時10分、山頂に到着した。
      山頂からの眺望はなく、唯一、樹々の隙間から日光白根山が確認できた。  
   
      11時30分:長居しても仕方がないので、下山。
      降り始めると、急坂を勢い良く登ってくる6人グループのの山ガールとすれ違ったが、こんな奥山では珍しい。
      急坂を降りたところで顔を上げると視界が開けていて、赤城山が見えた。
      登りでは気づかなかったが、このあたりが唯一の展望場らしい。 
   
      12時:不動沢のコルに下山。時間が早いので鋸山まで足を延ばすことにした。 
   
      30分ほど歩くと急坂になり、ロープ場が現れ、登り終えるとまた現れた。皇海山より峻険である。 
   
      12時40分:ロープ場を過ぎると山頂に到着。こちらは皇海山と真逆の、遮るものがない360度の展望場だった。 
   
      目の前に、クジラのような皇海山が大きく横たわっている。なかなかの壮観である。  
 
      その左肩には武尊山。右肩には日光白根山。  
   
      日光白根山の右手には男体山。南に転じると赤城山も見える。 
   
      誰もいない山頂で気持ちのいいひと時を過ごしてから下山し、14時25分、駐車場に帰着。

      皇海山山頂に登った時には眺望のない暗い山だという印象しかなかったが、鋸山の山頂に立ったときには
      この印象が一変した。
      深田久弥氏が日本百名山を記した時には、庚申山から鋸山を通って皇海山に行くルートしかなかったとのこと
      なので、鋸山からの眺望に感動して百名山に選んだのだと納得したのだった。
   
 2012/10/8(至仏山)   2012/10/9(男体山)   2012/10/10(那須岳)
   
  関東・甲信越の山