剱岳2999mm‐立山3003m  [2日目]

    2013/8/7-8/9   MAP

    コースタイム 2日目 剱山荘‐(20分)‐一服剱‐(50分)‐前剱‐(70分)‐剱岳‐(70分)‐
                前剱‐(50分)‐一服剱‐(20分)‐剱山荘‐(90分)‐剱御前小舎 
                                        合計 6時間10分 

   8日朝、剱山荘前のベランダから東の空を見ていると、5時7分、五竜岳の右肩から太陽が顔をのぞかせた。 
    5時50分:剱山荘にザックを預かってもらい、サブザックに水とカッパを入れ、剱山荘裏のコバイケイソウ
    群生地から登頂開始。
   
    20分で一服剱。目の前に前剱が大きく立ちはだかり、山頂を目指す大勢の人影も見える。 
   
    一旦、チングルマやミヤマキンポウゲが咲く武蔵のコルに下ってから登り返す。 
   
    がれた道を登っていく。鎖場も現れるが危険ないところはない。 
   
    7時:前剱頂上に到着すると、目の前に王冠のような剱岳頂陵が現れる。
    (注:実際は登りの時はガスに覆われて見えなかった。この写真は下山時のものです。) 
 
    この先の岩場から一方通行になり、矢印や標識を見逃さないように進み、平蔵の頭や平蔵のコルの鎖場を通過。  
   
    7時50分:登りルートの核心部であるカニのたてばいが現れるが、その下では大勢の人が渋滞中だった。 
   
    渋滞時間15分で登り始めると、頑丈な鎖と
    しっかりした足場があり、問題なく登れた。 
 
    カニのタテバイを過ぎると、25分ほど普通の岩場を登っていく。  
   
    8時30分:剱岳山頂に到着。山頂は大勢の人で賑わっていた。
    先ほどまで視界を閉ざしていたガスは消えていたが、雲が立ち込めていて周囲の山並みが見えないのが残念。 
   
    9時:下山開始。15分ほどで最大の難所であるカニのよこばいに到着。  
   
    第1歩で右足を置く足場が分かり難いとのことだったが、意外と簡単に分かる。
    後は足場がしっかりしているので鎖を持って 左に5mほどヨコバイ移動すれば終わり。  
   
   続いて現れる平蔵の頭は、写真で見ると凄い絶壁に見えるが、実際は50度くらいの傾斜なので楽々通過できる。  
   
   前を見るとガスが晴れ、前剱とその向こうには別山、その後には富士の折立から雄山への稜線も見えていた。 
    10時10分:前剱頂上。11時:一服剱。 
   
    11時25分:剱山荘に帰着し昼食。12時30分:剱山荘を出発。 
   
    剱沢小屋の横を通って登っていく途中、振り向くと剱岳山頂が顔を見せていた。       
    13時10分:テント場を通過。             13時40分:別山への分岐地点を通過。 
   
    14時20分:剱御前小舎に到着し、明日、立山に登るためここに宿泊した。  
   
    剱沢から剱岳への道中には、チングルマやミヤマキンバイ、ハクサンイチゲが咲き乱れているが、
    その他にもいろんな花が目を楽しませてくれた。 
 エゾシオガマ
タカネニガナ
 
タカネヤハズハハコ
 
トウヤクリンドウ 
       
ミヤマダイモンジソウ 
ミヤマアキノキリンソウ 
 ハクサンフウロ タテヤマリンドウ 
       
ウサギギク 
アオノツガザクラ
 
ヨツバシオガマ 
イワツメグサ 
       
   
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