黒尾山1025m  

   宍粟市一の宮町    ROUTE

   国道29号線の安積橋を過ぎたところで伊和高校前に登山口の案内表示があるのでここを左に入る。。  

   2007/5/11 晴れ     MAP

   コースタイム   登り 登山口―頂上 1時間30分   下り 頂上―登山口 1時間10分  

   黒尾山は、国道29号線の道の駅一宮をすぎて波賀町に向かう途中に「黒尾山登山口」と書いた立派な
   看板が目に付くので、気になっていた。
   ひょうご50山にも選ばれていて、ここには県内の1000m峰では最も南にあり展望の良い山だと書かれ
   ており、天気も良いので期待して登った。 
    案内表示に従って車を進めると、地元自治会が
   丁寧な表示を次々と立ててくれており、迷うことな
   く標高約450mの第1駐車場と表示されたところ
   まで車で登ることができた。
   ただ、メンテが良くなく、林道のでこぼこが激しく
   何箇所か車の腹をするところがあったのが残念。

   駐車地点から少し林道を登ると登山口があり、こ
   こにも丁寧な案内図が立てられていた。
   右コース、中央コース、左コースの3ルートあり、
   右コースが一番登りやすいと書かれているので
   右コースを進むことにした。
 
     
    頂上まで約1時間半。約1時間の虚空蔵尊の祠まではひたすら薄暗いヒノキ林の中を進む。
   途中、何箇所かおそらくは3年前の台風で倒れたと思われる倒木に道をはばまれ、迂回しながら進む。
   2004年の台風で、どこの山の杉や桧林は荒れてしまっており、惨憺たる状況が残っている。
   所々で伐採復旧もされているが、なかなか捗っていないようだ。
   ただでさえも枝払いや間伐もされず放置されている植林の荒れようは痛ましい。
   こんな光景を見るとグリーン税の必要性を感じる。 
 
   
   
    虚空蔵尊をすぎると尾根筋になり、広葉樹林が現れる。
    薄暗い針葉樹林から新緑の広葉樹林に変わるとホッとする。 
 
    尾根筋を約30分登ると頂上。頂上は眺望を確保するためか大きな木は伐採されていて、360度の眺望
    が開けた。わかりやすい周辺の山の案内表示板が設置されている。
    氷ノ山をはじめ、1000m級の周囲の山々や南には家島、淡路島までがはっきりと見える。
    いい日の登れたことに感謝。  

遠くに氷ノ山
 

段ヶ峰
 

立派な表示板
  
    頂上で昼食後、左コース(降りるので右手のコース)を下ることにした。
    登ってきたコースとは対照的に新緑の広葉樹林が延々と続く。うす緑の葉が日に輝き気持ちいい。
    このコースを登ればよかったとの思いがかすめたが、木に巻かれた赤い印が少なく道がわかりにくい
    ので、最初は右コースが正解かもしれない。  
   
   
   
    モミジの木も多い。次には紅葉の秋に来ようと思った。 
   
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