| 会津駒ヶ岳は、13年前の6月に登った山だ。 その時は残雪が多く、中腹から上はほとんど雪に埋もれていて、駒大池も雪の中だった。 雪解け後の花の季節にもう一度訪れることができれはいいなと、秘かに思っていたこの山に今回再訪 することができたのは、約800㎞の道のりを交代でハンドルを握ってくれた同行のIM君とTR君のお陰です。 16日朝4時に高砂を出発し、午後3時に予約していた見通りキャンプ場に到着。 関越道魚沼インターから国道252号（酷道と言われてるらしいが）を通ってきたので予定より1時間早く到着 でき、バンガローでゆっくりと体を休めることができた。 翌朝は7時前に滝沢登山口駐車場に到着。平日のため先行車は3台だった。 |
|||
 |
 |
||
| 7時10分：滝沢登山口を出発。標高は1106m。ここから標高約1350mまでがこのルートで一番傾斜がきつい。 | |||
 |
 |
||
| 登るにつれて傾斜が緩み、樹林が低くなっていく。 9時：水場の休憩ポイントに到着。標高は1638m。 | |||
 |
 |
||
| さらに標高が上がるとシラビソ林に変わっていき、木道歩きになると視界が開けてくる。 | |||
 |
 |
||
| 登るにつれて花も増えていく。 | |||
 ツマトリソウ |
 マイヅルソウ |
 ノウゴイチゴ |
 ベニバナイチゴ |
 アカモノ |
 ミツバオウレン |
 ゴゼンタチバナ |
 コイワカガミ |
 シャクナゲ |
 ベニバナイチヤクソウ |
 コバイケイソウ |
 チングルマ |
| 11時：休憩テラスに到着。昨日の天気予報では小雨模様だったが、幸い雨は降らず見晴らしもいい。 会津駒ヶ岳山頂と大戸沢岳を見ながら、ゆっくりとランチタイムを楽しむことができた。（11時50分：出発） |
|||
 |
 |
||
| 木道を少し登ると池塘が出現。ここは13年前には雪に埋もれていたはずだ。しかも、ワタスゲが華やか。 | |||
 |
 |
||
| 13年前にアイゼンをつけて登っていった雪原は、青々とした草原。 | |||
 |
 |
||
| 駒の小屋へのアプロチも大草原の気持ちのいい木道。 | |||
 |
 |
||
| 12時15分：駒の小屋前に到着。駒大池は思っていたより小さな池だった。これでは雪解けは遅いかな。 予定より早く到着したが、小屋にチェックインしてゆっくりとした午後を過ごした。 |
|||
 |
 |
||
| 18日朝4時40分、ご来光は那須連峰左手から。 朝食も小屋前のベンチでいただく。 | |||
 |
 |
||
| 晴れ渡った空のもと、6時10分、会津駒ヶ岳山頂へ向けて出発。 | |||
 |
 |
||
| 稜線に上がると、昨日は見えなかった南西側の山々が姿を現す。 | |||
 |
 |
||
| 燧ヶ岳の左手遠くには富士山。日光の山々も見える。 | |||
 |
 |
||
| 6時30分：会津駒ヶ岳山頂。中門岳方向へ足を向けると、越後駒ヶ岳が姿を現す（八海山は真ん中にチョコッと）。 | |||
 |
 |
||
| 6時40分：中門岳へ出発。ここからが今回一番歩きたかったところだ。 | |||
 |
|||
| 残雪を越えると、池塘が現れる。 | |||
 |
 |
||
| のどかな風景に癒される。 | |||
 |
|||
| 雪解けで最初に咲きだすと聞いたハクサンコザクラ。 | |||
 |
 |
||
 ハクサンコザクラ |
 ショウジョウバカマ |
 イワイチョウ |
 チングルマ |
| 池塘の向こうには未だ残雪が目立つ飯豊連峰。 | |||
 |
|||
| 7時30分：中門大池。鏡面に青空が写って美しい。 | |||
 |
 |
||
| 7時50分：中門岳2060m。名残は尽きないが、引き返します。 | |||
 |
|||
| 8時50分：駒大池までもどり、下山します。 | |||
 |
 |
||
 シャクナゲ |
 タテヤマリンドウ |
 ミヤマキンポウゲ |
 ツクバネソウ |
| 10時10分：水場。 11時20分：滝沢登山口。 | |||
 |
 |
||
| 下山後、燧の湯で汗を流し、午後から檜枝岐歌舞伎舞台屋や民俗資料館、屏風岩などを見学。 | |||
 |
 |
||
| 夜は前泊とは別のバンガローで宿泊し、翌日帰路についた。 | |||
 |
 |
||
| 天候にも恵まれて、駒の小屋に宿泊してのゆったりとした花と湿原の会津駒ヶ岳を満喫した2日間だった。 yamareco |
|||
| 2012/6/27 | |||
| 東北の山 | |||
 |
|||