唐松岳2696m―五竜岳2814m |
長野県白馬村 ROUTE 長野自動車道豊科インターから国道147‐148号線を北上し、白馬村八方尾根ゴンドラリフト駅付近の 駐車場へ。 |
2010/9/17-9/18 1日目雨、翌日晴れ MAP コースタイム 1日目 ゴンドラリフト八方駅-(40分)-八方池山荘-(40分)-八方池-(105分)- 頂上山荘-(15分)-唐松岳山頂-(10分)-頂上山荘 歩行合計 2時間50分 2日目 頂上山荘-(100分)-五竜山荘-(50分)-五竜岳山頂-(40分)-五竜山荘- (60分)-西遠見ノ池-(30分)-大遠見-(30分)-中遠見-(60分)-地蔵の頭- (20分)-テレキャビンアルプス平駅-(10分)-とおみ駅 歩行合計 6時間30分 |
15日の鹿嶋槍ヶ岳下山途中から降り始めた雨は、16日にも続いたので休養日にし、友人から勧められた 大町山岳博物館で山のお勉強をしてきた。いい勉強になった。 16日夜は白馬村第5駐車場で宿泊。 第2、第3駐車場も見てまわったが、第5駐車場は周りに民家がなくトイレが綺麗だった。 17日の朝は曇り空。天気予報では山沿いは雨とのことだが、明日は晴れるというので登ることにした。 ゴンドラリフト駅に行き、8時の始発に乗る。 |
|
2回リフトを乗り継ぎ、8時35分に八方池山荘に到着。 | |
曇り空で景色は見えない。八方池手前で白馬連峰展望図があったが写真を見て想像するしかない。 | |
八方池に映る白馬岳も想像するだけ。 八方池を過ぎると人は急に少なくなった。そして、小雨が降り出し視界も悪くなってくる。 |
|
扇雪渓横から尾根に上がり、丸山ケルンに着くと強風も吹き始めた。 不帰嶮の絶壁は当然見えない。 |
|
小雨と強風の修行道を進んでいく。 | |
11時5分:唐松岳頂上山荘に到着し、少し休憩。 11時20分:ザックは山荘に預け、とりあえず山頂を目指す。 |
|
11時35分:何も見えない山頂に到着。写真だけ写して早々に下山し、頂上山荘にチェックイン。 雨に降られたのですでに多くの人がチェックインしていた。 |
|
夜半には雨が上がり、翌朝は快晴。 山荘前の小山に登ると東側に朝日に染まった雲海が広がっていた。 |
|
太陽が顔を出す瞬間は感動的だ。 | |
時間とともに雲の波は次第にうねりはじめ、表情を変えて行くので飽きることがない。 | |
西側にはモルゲンロートに輝くの立山連峰と剣岳。 | |
北側には唐松岳山頂。朝食は弁当にしてもらい、5時50分に山荘を出発。 | |
目標の五竜岳は南側に大きく聳えている。 | |
いきなりの鎖場は昨夜の雨でまだ湿っているので慎重に進む。 高低差300mほど下り200mほど登り返す。 進むごとに近づいてくる五竜岳山頂を見ながらの楽しい尾根歩きが続く。 |
|
8時:五竜山荘に到着。山荘にザックを置かせてもらって水を入れたサブザックで山頂を目指す。 | |
緩やかな傾斜の道を一直線に進んでいくと、グングンと山頂が近づいてくるので気持ちがいい。 | |
9時:高低差約300mを約50分で山頂に到着。 | |
北側には唐松岳と白馬岳。 | |
西側には立山連峰と剣岳。 | |
南側には鹿嶋槍ヶ岳。 | |
40分ほど山頂で過ごしてから下山開始。 東側から次第に雲が湧き上がりはじめた。 | |
最初は激下りで、西遠見ノ池を過ぎるとダラダラした傾斜が続く少々退屈な遠見尾根を下り、14時に あるぷす平に到着。ここからテレキャビンに乗って麓へ降りた。 |
|
テレキャビンとおみ駅からJR神城駅まで1.5kmを歩き、JRで白馬駅に戻り、再び1.5km歩いて駐車場へ 戻った。 八方尾根を登るときは雨で、遠見尾根を下るときはガスで視界を阻まれたが、朝焼けの雲海を見ること が出来、そして、唐松岳から五竜岳への稜線は最高の天気の中を歩くことが出来て満足の2日間だった。 |
|
2010/9/14-15鹿嶋槍ヶ岳 2023/8/2‐8/3(唐松岳) | |
北アルプスへ | |