甲武信岳2475m |
長野県南佐久郡川上村 ROUTE 中央自動車道長坂インターから県道28号、国道141号、県道68号を通り毛木平へ。 |
2008/7/10〜11 曇り MAP コースタイム 上り:約4時間 下り:約5時間30分 |
7月に入って雨が少なくなってきたものの、いつ降り出すか分らない。 こんな時はなかなか動けないと思っていたら、大先輩のIご夫妻から甲武信(こぶし)岳、蓼科山、大菩 薩嶺に行かないかとお誘いがあったので同行させてもらうことにした。 日程を決めた時には晴れが続く予報だったが、近づくにつれて天気があやしくなってきた。 しかし、大崩れはしないようなので予定通り9日朝出発し、八ヶ岳の麓で前泊。 夜、宿舎で天気予報を聞くと、明日は午後から雷雨という。 多少の雨は我慢できても雷は怖い。 予定を変更し、甲武信岳へは短い沢沿いのコースを登って昼には山小屋に着くようにし、 翌日長い尾根道を降りてくることにし、蓼科山は断念しることにした。 10日朝7時に毛木平登山口に到着。標高は1460m。 広い駐車場には先着車は1台だけ。平日のこんな天気ではこんなところか。 7時15分:登頂開始。 |
|
緩やかな沢沿いの道を登っていく。昨夜の雨で水量は多い。 8時50分:かなり迫力があるナメ滝の横を通る。標高は1780m。 |
|
10時:標高2200mの千曲川源流に到着。信濃川の出発はここかららしい。 | |
尾根に向かって少し急登の道を登っていくが、 思っていたよりきつくない。 11時10分:千曲川源流から約50分で頂上に到着。 頂上には長野県、山梨県、埼玉県の標識が立て られている。埼玉県のものが一番立派だ。 残念ながら雲に閉ざされて展望はゼロ。 明日に期待するしかない。 |
|
少し休憩して宿泊予定の甲武信小屋へ下る。 11時50分:15分で甲武信小屋に到着。 シャクナゲの咲く6月には150人の登山者ですし詰めになる小屋も、今日の宿泊は3人だけの貸し切り。 夕食では小屋の主人が焼酎を振る舞って歓迎してくれた。 |
|
11日:昨夜はまた雨が降っていたが、朝起きると日が射していた。一週間ぶりの明るい朝らしい。 朝6時に出発。午前中はいい天気のようなので距離の長い尾根筋を下りることにした。 頂上に登ると昨日何もなかったところに富士山が浮かんでいた。北西の方には八ヶ岳も見える。 期待していなかっただけに感動も大きかった。 |
|
シラビソの樹林を下りまた登り返し、 標高2483mの三宝山を通る。 |
7時40分:尻岩を通過。標高は約2200m。 |
シャクナゲの群生が次々に現れ、 花の季節に大勢が登ってくるのに納得。 |
岩嶺のピークを3つ越えていく。 何箇所かあった鎖場は大したことはなかった。 |
コメツガの樹林帯を下っていく。 3つ目のピークである大山を過ぎ てようやく大きく下っていく。 |
9時40分:十文字小屋に到着。標高は約2000m。 | |||
しばらく下っていくと沢沿いの道になる。 11時20分:駐車場に到着。途中誰にも出会わな かったが、車は3台停まっていた。 無理をすれば日帰りも可能なコースだったが、静 かな山小屋でゆっくり過ごすのもいいものだった。 一泊するなら逆回りの方が面白いような気がした。 |
||||
2008/7/12大菩薩嶺 | ||||
関東・甲信越の山 | ||||