三川山888m

    香美町香住区     ROUTE

    播但連絡道和田山インターから、国道312号、178号、県道256号を通って三川権現社前へ。 

    2013/4/28 晴れ   MAP 

    コースタイム  周回 登り 駐車場‐(20分)‐シャクナゲコース分岐‐(110分)‐山頂 
                                       合計 2時間10分
                 下り 山頂‐(90分)‐シャクナゲコース合流‐(10分)‐駐車場
                                       合計 1時間40分

    10年以上前、山に登りはじめた頃に連れて行ってもらった山で、ここでシャクナゲとカタクリを始めてみた
    ことを覚えている。
    しかし、あの頃はデジカメを持っておらず、写真も余り写さなかったので記録もない。
    そこで、ちょうどシャクナゲの咲く季節なので行ってみることにした。

    朝6時に家を出発して、播但連絡道を和田山まで走り、8時過ぎに権現社の駐車場に到着。標高は約230m。
    権現社には5月3日の大護摩供養祭の準備に大勢集まっていた。
    駐車場前のシャクナゲは花をいっぱいつけている。
    8時25分:これは期待できると出発。 
   
    歩いて行くと堰堤が現れ、その右手を登っていく。 
   
    しかしここからの案内標識がないので、進む方向がわからない。
    渡渉せずに右岸を歩く踏み跡があるのでそちらへ進むと、途中で行き詰まってしまった。
    下山時に分ったが、結局堰堤を越えてすぐに渡渉するのが正解だった。
    10分ほど彷徨い、対岸に標識が見えたので渡渉すると、ようやく案内表示が現われた。 
 
    シャクナゲコースを登るとすぐに急坂の尾根道になりる。 
 
    そして、シャクナゲが現れる。 
   
    シャクナゲの木は沢山あるが、花は意外と少ない。残念ながら、どうやら裏年のようである。 
   
    しばらく登っていると、イワカガミが現れた。まだつぼみが多いので最盛期はもう少し先のようだ。 
   
    途中で尾根の左斜面をトラバースする道になる。100mごとに標識が付けられている。
    カタクリの群落はこういう感じのところだったと思いながら歩いて行くが、結局見つけられなかった。  
   
    山頂が近付いてくるとブナの大木も現われ、気持ちのいい新緑の道が続く。 
   
    残雪の道を過ぎると、山頂に続く尾根に上がる。 
   
    少し進むと大きな電波塔が見え、ここが山頂かと思ったが、山頂まであと300mだった。 
   
    10時35分:山頂に到着。
    300m進むとテレビ塔が現れ、三角点はその間に古い山頂標識とともに潜むようにあった。 
   
    眺望は北側に少しだけ開け、香住港らしき海岸線が見渡せた。 
 
    10時50分:奥の院コースから下山。
    下山路の入口が見つからなかったので、GPSを頼りに進んでいくと微かな踏み跡がある道に出た。
    どんどん下って行く。 
   
    標高差200mほど下り、”山頂まで1200m”の標識を過ぎた辺りからイワカガミが顔を見せ始める。 
   
    そして、シャクナゲも。 
   
    イワカガミやシャクナゲを見ながら急坂を下って行く。 
   
    12時15分:沢に降り立ち、渡渉するとシャクナゲコースとの合流地点に帰着した。 
   
    肝心なところに案内標識がないこともあり、緊張感のあるお花見ハイキングだった。 
 
    帰路の途中、山頂付近を見上げて歩いたルートをシミュレートし、次の目的地である妙見山に向かった。
   
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