須留ヶ峰1053m |
養父市大屋町餅耕地 ROUTE 播但連絡道路朝来インターから、県道70号に入って養父市大屋町建屋(たきのや)で、「餅耕地」「須留ヶ峰」 の標識に従って左折する。餅耕地集落を抜け、車1台がギリギリ通れる林道を上って行くと鳥居が現れて 2差路になるが、ここを直進して林道終点まで進むと登山口にぶつかり、車が数台止めれる空地があるの でここに駐車する。 |
2013/11 /1 曇のち晴 MAP コースタイム 登り 登山口-(55分)-林道終点標識-(60分)-大杉山山頂-(25分)-須留ヶ峰山頂 合計 2時間20分 下り 須留ヶ峰山頂-(25分)-大杉山山頂-(45分)-林道終点標識-(40分)-登山口 合計 1時間50分 |
14年前、山に登りはじめた時に初めて連れて行ってもらった1000m級の山がこの山である。 ローカットの靴を履き、急坂を踏ん張りきれずに足の親指の爪を痛めてしまったことを覚えているが、山の ことは余り覚えていない。 いちばん一般的な建屋からのコースを登った。 県道70号線の大屋町建屋に入ると、須留ヶ峰の標識が現れるのでそこを曲がる。 付近には明後日が登山大会とのことを知らせる幟が立てられていた。 |
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餅耕地の集落を過ぎるとすぐに鳥居が現れ、その横の標識には登山コースが記されていて、その下には 入山届を入れる箱があった。 鳥居をくぐって直進し、車1台がギリギリ通れる林道を上って行く。 |
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突き当りまで車を進めると車が数台止められるスペースが有り、その前が登山口だった。 標識には「須留ヶ峰3.4km110分」とある。 |
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登山口前のスペースには軽トラが止まっていたので、少し下の路肩に駐車した。 9時40分:出発。標高は約350m地点である。 |
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苔生した沢沿いの道を登って行くと10分ほどで大きな岩が現れ、「大石で一寸一服」と書かれていたが、残念 ながら休憩するには一寸早すぎる |
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4回ほど沢を渡るが、苔生した丸太橋で滑らないよう麻袋を敷いてくれているのが有りがたい。 | |
立派な滝を左手に見ながら高度を上げていき、道なりに右手に曲がる。 | |
するとすぐ、土砂崩れで道が塞がれていて行き詰まってしまった。 倒木を乗り越えれば向こうへ出れるかもと、傾斜地を攀じ登るが埒が明かない。 どうやら他に通れる道があるはずだと思い直し、少し戻ることにした。 |
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右折した地点まで戻って前方をよく見ると、直進方向に続く踏み跡があった。ヤレヤレである。 標識は結構立てられているのだが、ここにも欲しいと切に思った。ロスタイムは約20分。 直進して5分ほど歩くと、林道コースとの合流地点に到着し、標識には「須留ヶ峰1.9km約70分」と表示されていた。 |
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林道終点まで少し広い道を歩くとまた標識があり、ここから尾根道が始まる。 | |
振り返ると今から登っていく大杉山山頂への稜線が、綺麗に色づいて日差しに輝いていた。 | |
10時50分:出発して10分ほど急坂を登り、小さな沢を越えると・・・ | |
色づき始めた落葉樹林の明るい道になった。 | |
11時20分:大杉山の稜線に上がる。標識には「須留ヶ峰1km35分」との表示。 | |
ゆるやかな上り道の稜線は、紅葉の真っ盛りだった。 | |
素晴らしい! | |
11時50分:大杉山山頂に到着。看板屋さんが寄贈の地図が、なかなか実用的で役に立つ。 そして大杉山の標識とともに「須留ヶ峰30分」の標識もあり、やはりここは大杉山だった。 |
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空はガスっているが、北西方向に氷ノ山がかろうじて見えていた。 | |
その右手には妙見山が識別できた。 地図には遠くの山まで記されているが、今日はガスに隠されていた。 |
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12時:須留ヶ峰へ向かって出発。 | |
黄色の中に程よくカエデの赤色が入ってくる。 | |
何度かアップダウンをしながら快適な尾根道を歩いていく。 | |
振り返ると、木々の間から大杉山が見えた。 | |
山頂が近づくと、標高によるのか地形によるのか定かではないが、木々は次第に冬の姿に変わっていく。 | |
12時20分:須留ヶ峰山頂に到着。眺望は閉ざされているが、大きな楓の木が色づいていた。 | |
12時50分:誰も登ってこない山頂でゆっくりと昼食休憩を過ごしてから下山。 14時40分:同じ道を引き返し、登山口に到着。 紅葉真っ只中の稜線歩きを堪能した一日だった。 下山後、明日は扇ノ山を予定しているので、宿泊予定の道の駅神鍋高原へ向かった。 |
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2013/11/2(扇ノ山) | |
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