宮ノ後871m-十年1039m

   宍粟市波賀町戸倉   ROUTE            

   国道29号線を北上し、戸倉スノーパークを過ぎたところで、大森神社の鳥居付近の広い路肩に駐車する。
   車が複数の場合は、滝流しソーメン処付近にデポ車を配備しておけば、歩行距離を約1.5km短縮できる。

   2016/7/6 晴れ   MAP     

   コースタイム 駐車地点-(40分)-取付き点-(30分)-点名宮ノ後-(65分)-点名十年
           -(40分)-下山地点-(35分)-デポ車     合計 3時間30分  

   yamayaさんのヒマ山隊4人で登る。
   10時25分:標高約610mの駐車地点を出発し、大森神社から登リ始める。  
   
   神社裏から作業道に入り、40分ほど歩いたところから取り付く。  
   
   植樹林の急傾斜を慎重に登り、尾根に上がるとすぐ、鉄塔跡が現れ、昭和8年の銘板も残っていた。  
   
   快適なミズナラ林の尾根がつづく。  
   
   11時35分:四等三角点のある点名:宮ノ後871.3mに到着。西側には三の丸方面の稜線が垣間見れた。 
   
   高度が上がるにつれて尾根が広がり、ミズナラは巨木化していく。  
   
   広々とした森歩きがつづき、何とも贅沢な気分が満ちてくる。  
  
   12時5分:996mピークに到着し、ここで爽やかな風に吹かれながら昼食休憩。  
   
   12時30分:出発すると、暫くは尾根が狭まり、ブナの巨木林になる。  
   
  次のピークを過ぎると再び尾根が広がり、トチの巨木が現れる。Kさんは、一番大きな木を樹齢360年と推定。  
   
   トチの巨木が林立する森を歩いて行く。  
  
   山頂手前には山上池があり、その上の木にはモリアオガエルの卵がぶら下がっていた。  
   
   13時5分:三等三角点のある点名:十年1039.3mに到着。
   何とも不思議な名前であるが、ピーク自体は見晴らしも、特徴もないところだった。  
   
   13時20分:下山開始。暫くは伐採された間伐が放置されて歩きにくい杉林を下っていく。  
   
   最後は自然林になるが、急坂をトラバースしながら慎重に下っていく。  
   
   14時:林道に出合い、あとは林道歩きになる。  
   
   やまめ茶屋の横を通り、14時35分、国道29号線のソーメン流し処付近のデポ地に帰着した。 
   
   殆ど踏み跡がないので経験者かGPSに頼る必要があるが、流石に氷ノ山の懐地で、自然林の広い尾根が続く
   素晴らしい森歩きが出来るところだった。  
   
 2017/11/3 
   
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