摩耶山702m(大池地獄谷-石楠花谷)

   神戸市北区山田町上谷上   ROUTE

   阪神高速7号神戸線箕谷出口から県道15号を約4.5km東進し、神港学園グラウンドへ。
   2つのグラウンドの間を通り抜けると、テニス場に入る手前に車2台ほどの駐車スペースが有る。      

   2017/8/10 曇り   MAP     

   コースタイム(周回) 駐車地点-(地獄谷135分)-ノースロード出合い-(25分)-ダイアモンドポイント
               -(石楠花谷95分)-林道-(35分)-駐車地点   合計 4時間50分   

  「アーバン六甲テニス倶楽部」の標識の方に入ると、神港学園グラウンドの間を抜けてテニス場に突き当たる。
   
   テニス場に入る手前に車2台ほどの空地があるので、ここに駐車。
   9時15分:標高約350mの駐車地点を出発。テニス倶楽部入口の標識横には地獄谷コースの案内板がある。  
   
   補導を少し進むと、官製の案内標識があり、それに従って下っていくと、地獄谷コースは「登山道が
   水没していて通行できません」と書かれた気になる標識が現れる。行けるところまで行くしかない。       
   
   9時30分:沢を渡ると地獄谷入口の標識。  
   
   20分ほど上ると、小滝が続く沢沿いの道になり、 風が吹いてくると気持ちがいい。 
   
   9時55分:小瀧の向こうに砂防ダム(水晶山第4堰堤)が現われたので、左から巻くと上流側は水没していた。  
   
   手前に迂回路があったので、迂回すると少し上流部に降り立つことが出来た。  
   
   渡渉ポイントや判りにくいところはテープが巻かれているので迷わずに進める。  
   
   標識には救急時の位置番号も張られている。  
   
   時々ロープを持ってへツル所もあるが、ほとんど水の中に靴を浸けずに歩ける。  
   
   しかし、最後に現れた砂防ダム上部の渡渉点が手ごわかった。上流側も下流側からも渡れそうもない。
   渡渉点を探し回るが、結局、水がオーバーフローしているダムの上を渡るしかなかった。
   そして、対岸のササ藪を高巻きし、上流部にしばらく進むと登山道に合流することが出来てヤレヤレ。  
   
   11時30分:ノースロードに出会う。  
   
   しばらく綺麗な登山道を歩き、11時55分、標高約730m、見晴らしのあるダイアモンドポイントに到着。  
   
   見下ろすと、目の前には出発点の町並みが広がっていた。  
  
   12時30分:昼食後、石楠花谷へのルートを探す。矢印の方へ下るしかルートはないはずだが、
   途中でササの中に踏み跡が消えてしまっている。何回ももとに戻りながら方向を確かめていると、
   倒木の向こうにルートが見つかった。  
   
   少し歩くと案内標識が現われ、よく見ると石楠花谷はここから下るとのことなので、反対側を見ると
   「石楠花谷入口」 と書かれた小さな標識があった。笹をかき分けて倒木を潜ると、後は谷へ下って
   いくだけだった。  
   
   こちらも要所にテープが巻かれているので迷うことはない。  
   
   地獄谷より水量が少ないので 楽に歩けるが、その分面白みも少ない沢がつづく。 
   
   13時40分:2重になった第4ダムを通過。  
   
   道は沢から離れていき、14時、林道に出合う。  
   
   林道から出ると住宅地になり、GPSで方向を確認しながら駐車地点を目指す。  
   
   途中、橋の上から地獄谷と石楠花谷の合流した川を見て、少し歩くと14時40分、駐車地点に帰着した。  
   
   猛暑が続く中、沢に入らずに沢歩きが出来るところを探し、裏六甲の地獄谷から石楠花谷を周回することにした。
   しかし、風のない猛暑日の沢歩きは快適とは言えず、水に浸からずに濡れそぼってしまった。
   石楠花谷の下流部で林道を歩いてしまい、核心部の沢歩きができなかったのが心残りだが、ルートファインディング
   の緊張感も味わえて、充実した一日だった。  
   
  2022/1/16(地獄谷-水晶山)
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