| お盆前になってようやく天気が安定しだしたが、道路の渋滞を考えると遠出は控えるのが賢明のよう。 天気予報を見ているとお盆明けもしばらくは晴天が続くとのことなので、高速料千円のメリット生かすため 16日（日曜日）中に自動車道に乗ることにし、夜10時に信州伊那市に向かって出発した。 南アルプスの甲斐駒ケ岳と仙丈ケ岳は標高約2000ｍまでバスで上がれ、頂上までの高低差は約千メートル しかないのでそれぞれ日帰りで登れる。 その上、バスの停留所から10分のところにテント場があるので、小屋に泊まらなくても幕張料500円で気軽 に泊まれる。7月からチャンスを狙っていたが、ようやくその時がやってきた。 戸台口から北沢峠への14時10分の最終バスに乗った。 約1時間かけて標高2000ｍまで登って行くが、運転手さんが親切な観光案内もしてくれるので1300円が安 く思えた。 15時半に駒仙小屋のテント場に到着し、幕営、食事後20時には就寝。 |
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| 18日朝4時に起きると少しだけ明るくなっていた。 食事を済ませ5時20分に出発。花の多い沢沿いの藪沢新道から登ることにして、北沢峠へ戻り20分で 大平山荘へ。 |
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| 大平山荘の前を通るとすぐシラビソ林の登山道になる。 | |||
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| 約1時間で沢沿いの道になる。 | |||
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| 花の道が続き、振り返ると谷間に甲斐駒ヶ岳が見える。 | |||
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| 馬の背ヒュッテまでの1時間余り、いろんな花が咲いていて、次々と群落が変わっていくのが面白い。 | |||
センジュガンピ |
タカネナデシコ |
ヨツバシオガマ |
コオニユリ |
ミヤマカラマツソウ |
コバノコゴメグサ |
ウサギギク |
ハクサンフウロ |
| 8時：マルバダケブキの群落に囲まれた馬の背ヒュッテを通り、ダケカンバの馬の背を登って行く。 | |||
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| 馬の背を登り切ると、目の前にカールを抱いた山頂が現れた。 ゆったりとした、なんとも優しい風景が広がっている。 |
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| お花畑が広がるカールを登って行く。 | |||
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| 8時50分：カールの中にある仙丈小屋を通る。 | |||
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| 振り返ると甲斐駒ヶ岳が綺麗に見える。 | 山頂が近づいてくる。 | ||
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| 9時20分：狭い山頂に到着。 | |||
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| 南東には北岳とその左肩に富士山。 | 北東には甲斐駒ヶ岳。 | ||
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| 景色や山頂周辺の岩場にへばりついている花を眺めながらしばらく休憩して出発。 | |||
チングルマ |
タカネツメグサ |
イワツメグサ |
マンネングサ |
| 10時20分：小仙丈ヶ岳に到着。鳳凰三山が近い。景色を楽しみながら少し早目の昼食休憩。 | |||
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| 振り返ると大きなカールの向こうに仙丈ヶ岳山頂が見える。一番絵になる風景だ。 | |||
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| 10時50分から下山。樹林帯の急坂をひたすら下りて行く。 | |||
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| 12時30分：北沢峠に到着。 夕方になると、テントは昨日より少し減っていた。 | |||
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| 当初、小仙丈尾根から登るか、藪沢新道から登るか迷っていたが、藪沢新道から登って良かったようだ。 花が多く急登もないので楽しく登れた。ただ、眺望が開けるのが3時間ほど登ってからなので、 遅い時間から登り始めると尾根に上がった頃にガスが出てきて眺望が悪くなるかも知れない。 |
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| 2009/8/19（甲斐駒ヶ岳） | |||
| 中央・南アルプスへ | |||
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