甲斐駒ヶ岳2967m  

    長野県南アルプス市     ROUT

    中央自動車道伊那インターから国道361号、152号を通り戸台口市営バス駐車場へ。
    無料駐車場に駐車し、片道1300円の市営バスで北沢峠へ。  

    2009/8/19 晴れ    MAP

    コースタイム 登り 北沢駒仙小屋‐()‐60分仙水峠‐(90分)‐駒津峰‐(90分)‐山頂
                                          合計 4時間
            下り 山頂‐(60分)‐駒津峰‐(30分)‐双児山‐(90分)‐北沢駒仙小屋
                                            合計 3時間 

    前日8時ごろに眠り、10時ごろ目が覚めたら雨が降っていた。
    また眠り、1時ごろ目を覚ましたら雨はやんでおり、朝4時に起きると青空になっていた。

    5時20分に北沢駒仙小屋を出発。駒仙小屋の前を通り、北沢沿いに登って行く。 
    沢沿いのシラビソ林を30分歩くと仙水小屋。小さなテント場もある。 
   
    沢沿いを離れると岩塊の斜面が現れ、歩きにくい石ころの上を進んでいく。
    6時20分:仙水峠に到着。標高は2264mなので高度は稼げていない。
    目の前に摩利支天とその向こうに山頂が大きく見えた。ここから3時間もかかるとは思えない近さに見える。  
   
    小休止して出発。今までの平坦な道が一転していきなり急登が始まる。
    30分ほど我慢して登っていくと少し楽になる。 
   
    1時間ぐらい歩くと高木が少なくなり、時折花が目を楽しませてようになる。 
   
    7時50分:駒津峰2750mに到着。
    標識の向こうには鋸岳と、その奥には北アルプスも見えるが写真でははっきりしない。 
   
    前方に白く輝く駒ヶ岳の山頂が大きく姿を現している。 
 
    駒ヶ岳の右手には栗沢山と、その右奥に鳳凰三山、左奥に北岳と南アルプスの山並み。          
 
    8時20分:駒津峰を出発。六方石を過ぎると直登ルートと巻き道とに分かれるが、楽そうな巻き道を選ぶ。 
   
    頂上を見上げながら巻いて行く。
    風化した花崗岩の道で滑りやすい。天気の悪い日は道を失ったり滑ったりするかもしれない。 
   
     摩利支天を見下ろす。       あと5分で山頂。
   
    9時20分:意外に広い山頂に到着。すでに大勢の人で賑わっている。 
   
    かなり雲が湧き上がってきたが、南側の展望はまだ大丈夫だ。 
 
   9時50分:しばらく眺望を楽しみ同じ巻き道を下山。 
   10時50分:駒津峰で30分ほど昼食休憩して双児山ルートから下山。
   前方の 仙丈ヶ岳にもかなり雲がかかってきた。 
   
    12時:双児山2649mに到着。
    ここからは樹林帯の急坂を一気に下って行く。 
   
    13時:北沢峠バス停前の大勢の人がバスを待っているところに下山。  
   
    仙丈ヶ岳と同じ登り4時間、下り3時間の行程だったが、こちらの方がハードで疲れは大きかった。
    急登や岩場の道が多く花も少ないためだろう。
    しかし、山頂に着いた時の達成感もこちらの方が大きかった。 

    テントを撤収し、16時の最終バスで北沢峠を後にした。 
   
 2009/8/18(仙丈ヶ岳)
   
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