鋸 山605.9m  

    篠山市小坂      ROUTE

    篠山市街から県道97号線を北上して佐仲ダムへ。  

    2010/4/3 晴れ     MAP

    コースタイム 登り 登山口-(35分)−尾根-(45分)−山頂     合計 1時間20分
             下り 山頂-(40分)-鏡峠-(40分)-登山口      合計 1時間20分 

    桜が満開の季節になった。
    ふるさと兵庫100山を見ていると、三尾山の東にある鋸山が面白そうに思えた。
    篠山市側の登り口の佐仲ダムで桜を見て、山頂付近でヒカゲツツジを見るという計画だ。
    同行者はIM君。

    高砂から篠山市までどこも桜はほぼ満開。しかし、佐仲ダムに着くと湖畔の桜はまだつぼみだった。

    路肩に駐車して9時40分に出発。
    登山口の標識が見当たらなかったので踏み跡のある山道に入っていった。 
   
    テープも何も見当たらないので歩けそうなところを登って行く。
    時折道らしきところに出てはまた消えることを繰り返し、尾根に上がればルートがはっきりするとガイド
    ブックにあったので登っていくと、登り始めて35分で尾根道の標識のところにたどり着いた。  
   
    しばらくは迷うことのない明るい雑木林の尾根道が続き、大きな岩の右手に現れた檜林を登っていくと
    再び落葉樹林の尾根歩きになり、木の間からようやく山頂らしきピークがが見えてくる。 
   
    何度かアップダウンを繰り返し、何度か岩場の道を通り、50mほどの急登を登り詰める。  
   
    11時:猫の額ほどの山頂に到着。  
   
    北側に展望が開け、まだつぼみが固いヒカゲツツジの向こうに妙高山がいい形で横たわっている。
    東側の鋸尾根の向こうには西ヶ嶽と三嶽が霞んで見える。   
   
    昼までに少し時間があるので、東側の尾根に行ってみる。
    西側を見ると、鋸山山頂と、その向こうに三尾山、向山連山が重なって見えた。 
 
    もう一度山頂に戻って昼食して13時から下山。 同じ道を引き返して鏡峠まで進んでいく。 
   
    北側の丹波市側への下山路はきれいな感じだが、南側の篠山市側はツバキの木が多い沢の中を降り
    て行く。時々足跡があるので降りれるのだろうと信じて降りて行くと、道らしきものが出てきた。 
   
    乱雑に放置された間伐の植樹林を抜けるとようやく佐仲ダム湖が見えだした。  
   
    13時20分:登山口に下山。
    道路に出て振りかえると登山口の標識があった。登ったところより少し南側だった。
    ここへきてようやく登山口を間違えていたことが判明した。 
   
    ガイドブックにもあったが、尾根に出るまでのルートが分かりにくいコースだった。
    山頂からの展望は北側だけで、ヒカゲツツジの木が思っていたより少なかったのは期待外れ。
    しかし、地図を確かめながら道なき道を登っていくのもたまに悪くない。  
   
 2016/4/20    2016/4/21(鋸山-三尾山)  2021/4/9(三尾山-黒頭峰-夏栗山)
   
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