雲取山2017m |
埼玉県丹波山村 ROUTE 中央自動車道カ勝沼インターから国道411号線を通り、丹波山村役場から約5kmで鴨沢。 |
2010/10/15-10/16 1日目曇り 2日目晴れ MAP コースタイム 1日目 駐車場-(30分)-登山口-(1時間30分)-堂所-(1時間)-七ツ石小屋-(30分) -ブナ坂-(30分)-ヨモギノ頭-(50分)-山頂-(20分)-雲取山荘 合計 5時間10分 2日目 雲取山荘-(30分)-山頂-(1時間)-ブナ坂-(20分)-七ツ石山山頂-(20分) -七ツ石小屋-(40分)-堂所-(1時間)-登山口-(20分)-駐車場 合計 4時間10分 |
両神温泉から国道140号線を引き返し、国道411号線に入って大菩薩ラインを北上して道の駅丹波山へ 向かった。直線距離では30kmくらいだが大回りするので約100km、3時間の移動になった。 道の駅丹波山で車中泊して朝目を覚ますと小雨が降っていた。 天気予報では雨は止むようなので、予定している後山林道から三条の湯を通る登山口に向かった。 後山林道入口に着くと、崩落復旧工事のため来年1月末まで通行止めの看板が立っていた。 崩落現場が奥の方なら少々の林道歩きはやむを得ないと、車を走らせると約2km入ったところで通行止。 ここから林道終点までまだ6kmもある。 6kmの林道往復は3時間かかるので、往復10時間の行程になり日帰りは厳しい。 しかも昨夜の雨は上がったものの、ガス空は今日一日続きそうなので登っても頂上を踏むだけになる。 天気予報では明日は晴れ。しばし思案し、明日の天気に期待して山中一泊することにした。 6kmもの林道歩きは面白くないので、ルートも後山林道から2kmほど東にある鴨沢コースに変更。 鴨沢に着くと10台ほど止められる立派な無料駐車場があり、何人かが山支度をしていた。 8時40分:準備を済ませて出発。 標高は約560m。 |
|||
民家の間を登っていくと山道に入る。 | |||
30分ほど歩くと車道に出て、数十台止められる空き地もあり、車道を少し歩くと雲取山登山口の標識が 出てきた。標高は約800m。勝手知った人はこの空き地に車を止めて登るようだ。 |
|||
登山口からはひたすら真直ぐで変化のない緩やかな道が延々と続く。 10時40分:登山口から約1時間30分歩いて堂所に到着。ここでやっと標高は1,200mになった。 |
|||
堂所を過ぎてから登山道らしい傾斜になる。11時40分:1時間かかって七ツ石小屋に到着。標高は約1,600m。 | |||
七ツ石山には帰りに登ることにして、迂回路を通り約30分で七ツ石山との鞍部のブナ坂へ。 | |||
延焼防止のために切り開かれた道を登っていく。 まるで散策道の雰囲気。ガスで景色が見えないこともあり、標高1,600mを超えている実感がわかない。 30分ほど歩くと、小屋とその前にテーブルが現れたのでここで昼食休憩。 |
|||
そしてまた1時間近くひたすら歩きつづけると、ようやく山頂避難小屋が見えてきた。 | |||
13時50分:ガスで眺望のない雲取山山頂に到着。 | |||
30分ほど山頂で休んでから、宿泊予定の雲取山荘へ向けて三峯ルートを下りて行く。 こちら側は結構急坂で普通の登山道の雰囲気があった。 20分で雲取山荘に到着。民宿かと思うような立派な建物だ。 |
|||
チェックインしてから付近を散策。この辺りがちょうど紅葉の真っ盛りでイイ感じに色づいていた。 | |||
翌朝、雲取山荘の庭に出て5時48分の日の出を待ったが、残念ながらお日様は顔を見せてくれなかった。 | |||
6時30分:雲取山荘を出発し、30分かけて山頂に登ると標識の向こうに富士山がくっきり浮かんでいた。 | |||
少し霞んでいる山並みが、何とも言えない静かな雰囲気を漂わせている。 | |||
誰もいない静寂な山頂のひとときを楽しんでから下山。 | |||
昨日少々退屈な散策道だった石尾根は、 今日は長大な富士山の展望台になっていた。 |
|||
8時50分:七ツ石山山頂。少し雲に隠れ始めた富士山にお別れ。 | |||
振り返って長い石尾根の向こうに見える雲取山山頂にもお別れ。 | |||
紅葉の道を七ツ石小屋まで降りて、後は来た道をひたすら下って行った。 今日は土曜日なのでどんどん登ってくる。おそらく300人くらいの人とすれ違ったのではないか。 さすがに東京に近い山だと感心した。 |
|||
10時50分:登山口に下山。昨日は3台だけ車があった空き地にも10台以上駐車していた。 | |||
11時10分:駐車地点に到着。 下山後、昨夜泊った道の駅丹波山に併設している丹波山温泉のめこい湯で汗を流した。 昨日は閉店後に到着したのでわからなかったが、道の駅も温泉も新しい施設で大勢の人で賑わっていた。 |
|||
眺望のないダラダラ道を延々と登り続けた最初の日はなんと単調な山かと思ったが、翌日晴れ渡った 時には延々と続く展望尾根が終わってしまうのが名残惜しかった。 登る前は思案したが、結果的に7,500円の宿泊費は安い出費だった。 朝早く出発すれば日帰り登山もできそうだが、景色を楽しみながらの尾根歩きは山上で一泊する方が 期待できる。 頂上に避難小屋があり、少し手前にはテント場もあり、急登がないので少々重い荷物でも何とかなりそう で、実際、すれ違ったかなりの人がテントを担いでいた。 |
|||
2010/10/12鳳凰山 2010/10/14両神山 | |||
関東・甲信越の山へ | |||