観音峰1347m |
奈良県吉野郡天川村 ROUTE 近鉄南大阪線下市口駅から国道309号線を南下し、天川村で県道21号線に入り観音峰登山口へ。 |
2011/1/22 晴れ MAP コースタイム 登り 登山口‐(45分)‐東屋‐(25分)‐展望台‐(40分)‐山頂 合計 1時間50分 下り 山頂‐(30分)‐展望台‐(20分)‐東屋‐(40分)‐登山口 合計 1時間30分 みたらい渓谷(光の滝まで)往復 50分 |
K君に誘われて、奈良交通の霧氷バスで観音峰に行ってきた。 近鉄南大阪線下市口駅前発8時45分発の霧氷バスに乗るために高砂を5時台に始発で出発。 下市口到着にはギリギリの8時33分に到着。 この日の霧氷バス乗車は14人だった。 途中道の駅黒滝でチェーンを装着して上っていくが、登るに連れて雪道になり、確かにチェーン無しでは 走れない道だ。 |
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10時:観音峰登山口に到着すると、すでに数台の車が止まっていた。 10時15分:最初からアイゼンをつけて登っていく。 |
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薄暗い植樹林の道を登り、約45分で綺麗な東屋に到着。 | |
ここからは落葉樹林の道が続く。雪は大勢の人に踏み固められているので、アイゼンだけで気持ち良く歩ける。 | |
11時20分:観音峰展望台に到着。 | |
東側に稲村ケ岳がすぐ近くに聳えている。 真っ白に凍りついた樹々まで肉眼で見えるので、臨場感溢れる迫力がある。 これだけクリアに見える日は少ないらしく、地元の人もうっとりと見惚れたり、シャッターを押たりしていた。 |
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そして、南側には大峰山系の盟主も聳えている。最高峰の八経ヶ岳は弥山の後で見えないようだ。 | |
素晴らしい景色を堪能した後山頂を目指す。 行くまでどこが山頂か分からなかったが、ここから2つ目のピークが山頂だった。 |
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2つ目のピークを登っていくと待ち望んでいた霧氷の樹々がついに姿を現してくれた。 ほとんど諦めていただけに感激もひとしお。霧氷バスの名は偽りではなかったのだった。 |
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霧氷景色を楽しみながら登っていく。 | |
12時10分:観音峰山頂に到着。 小さな標識だけがある展望のない山頂だが、今日は樹氷に囲まれているのでこれでイイ。 |
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時間があれば法力峠から洞川温泉へ降りようと考えていたが、此処から先はあまり歩かれていないので 雪に足を取られて時間がかかり、15時30分の霧氷バスに間に合わないだろうと引き返すことにした。 ランチタイムになっているが、東屋まで降りてゆっくり休憩することにして来た道を引き返す。 13時10分:東屋に到着し、30分ほどの昼食休憩。 |
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杉林を下って行くと展望台の標識があったので行ってみる。 | |
大した展望を期待していなかったが、行ってみるとここからは上の展望台では弥山に隠れて見えなかった 八経ヶ岳を見ることができた。 |
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意外と冷たくない観音の水で喉を潤して登山口近くまで下山し、時間を見ると14時20分。 バスの時間まで1時間以上あるので、時間調整にみたらい渓谷へ行ってみることに。 |
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下り調子の谷道を1,200m歩き、光の滝と思えるところまで行ったが、400m先のみたらいの滝まで行けば タイムオーバーしそうなのでここで引き返す。 渓谷のいい雰囲気になってきたところで引き返すのが残念だったが止む終えない。 |
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上り調子の道を引き返し、15時10分、登山口に帰着した。 | |
観音峰展望台は大峰山系核心部の雄大な冬景色が展望できる絶好のポイントだった。 そして、山頂付近で霧氷の樹々にも出会うことが出来、高砂から往復10時間かけて行った甲斐があった。 それにしても、道の駅黒滝を過ぎるとスタッドレスタイヤでも不安になる凍結した残雪の道が続き、天川村 付近はやはり雪深い所だ。 あまり儲けになりそうもない霧氷バスを運行してくれている奈良交通さんには感謝である。 |
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2010/6/12(釈迦ヶ岳) 2011/5/21(八経ヶ岳) 2012/5/20(稲村-山上) 2012/5/26(大普賢岳) | |
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