| 梅雨の中休みで一週間ほどいい天気が続くとの予報が出たので、百名山の山旅に出かけた。 今回は上越の山五座を登る計画である。 まず、南魚沼市の巻機山へ向かった。 北陸自動車道から関越自動車道に入り、六日町インターで一般道に降りて、登山口のある桜坂駐車場へ。 24日朝8時に出発し、約700km車を走らせ、17時に到着。標高は730m。 数十台駐車できる広い駐車場に、車中泊は2台だけだった。 翌朝5時：朝に到着した車もあり、5グループが順次出発。 |
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| 登山口には注意標識があり、「ヌクビ沢、天狗尾根コースは雪渓が不安定なため入山禁止」の標識が2枚 も立てられていたので、安全な井戸尾根コースを登ることにした。 |
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| 樹林の道を約50分登ると、5合目の標識が現れて南側に視界が開けた。尖った山が谷川連峰の大源太山か。 | |||
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| 再び樹林の道を登り、6時30分、6合目に到着。 | |||
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| 左手に展望が開け、天狗岩と天狗尾根、そして割引岳が見渡せた。 天狗岩は人を寄せ付けない荒々しい様相を見せつけていて、天狗岩の右手のヌクビ沢の雪渓も危険な相がある。 |
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| 7合目からは樹林がなくなってガレ道になり、8合目からは階段状の急坂を登っていく。 | |||
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| 20分ほど階段を登ると9合目に到着。 山頂と間違ってヌカ喜びしないよう、ご親切にも「ニセ巻機山」の標識も立てられている。 |
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| しかし、眼前に横たわる大きな頂稜が目に入ると、すぐに目指すべきところが分かる。 | |||
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| 少し下って鞍部の避難小屋の前を通り、山頂へ向かって登り返す。 | |||
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| ゆったりとした気分で、雪田を右手に見ながら登っていく。 | |||
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| 池塘が現れ、水芭蕉やワタスゲが出迎えてくれる。 | |||
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| 8時40分：植生保護のため最高点は立入禁止となっているので、仮の山頂として山頂標識のある御機屋に到着。 | |||
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| 池塘が点在するたおやかな頂稜が牛ヶ岳まで続いているので、散策気分で歩いていく。 | |||
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| 時々日差しがある曇りがちの空は、暑くも寒くもなく快適な歩行をもたらせてくれる。 | |||
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| 9時10分：牛ヶ岳に到着。 | |||
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| 振り返ると、ゆったりとした巻機山の頂稜が広がっている。 | |||
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| 御機屋のベンチまで引き返して昼食休憩し、同じ道を下山。 12時40分：登山口に帰着した。 雲に阻まれて眺望は良くなかったが、登り下りの道中ではいろんな花が目を楽しませてくれた。 |
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 コイワカガミ |
 イワハゼ |
 ウラジロヨウラク |
 ショウジョウバカマ |
 タテヤマリンドウ |
 ツマトリソウ |
 ムシカリ |
 タカネニガナ |
| 山頂で休憩していた若い二人連れは、元気を出してヌクビ沢から登りはじめたものの途中で道がわからなく なり、藪こぎして井戸尾根ルートに戻ってきたとのことだった。 やはりこの時期の沢ルートは難しいようである。 |
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| 2012/6/26（越後駒ヶ岳） 2012/6/27（会津駒ケ岳） 2012/6/28（燧ヶ岳） 2012/6/30（平ヶ岳） | |||
| 関東・甲信越の山へ | |||
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