黒部五郎岳2840m‐鷲羽岳2924m‐水晶岳2986m[1・2日目] |
富山県富山市折立 ROUTE 北陸自動車道富山インターから、県道43号線を20km、有峰林道を20kmで折立登山口へ。 有峰林道は6時から20時まで通行可能で、乗り入れ時に1,800円徴収される。 |
2013/8/17-8/18 晴れ MAP コースタイム 1日目 折立登山口‐(90分)‐三角点‐(130分)‐太郎平小屋 合計 3時間40分 2日目 太郎平小屋‐(90分)‐北ノ俣岳‐(60分)‐赤木岳‐(150分)‐黒部五郎岳山頂 ‐(30分)‐カール‐(60分)‐黒部五郎小舎‐(160分)‐三俣山荘 合計 9時間10分 |
北アルプスの最深部にある3座は、雲ノ平を通って周回しようと機会を窺っていた。 同じことをM夫妻も考えていることを知り、このロングコースをひとり歩きするのも辛いものがあるので、 渡りに船とご一緒することになった。 最終的にIM君も加わり4人で出発。 17日朝3時に高砂を出発し、標高1350mの折立登山口には9時半に到着。 お盆明けの週末のため、車は駐車場から溢れて路肩にもズラリと駐車していたが、運良く下山車の後の スペースに嵌めこむことが出来、10時に登山口を出発。 |
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1時間半ほど木の根っ子で歩きにくい急坂を登って行き、11時30分、標高1870mの三角点に到着。 | |||
三角点からは北側に、立山連峰と剱岳が見えていた。 | |||
緩やかな上り道が太郎平まで続く。 | |||
2時間余り歩いて、14時、宿泊予定の太郎平小屋に到着。 | |||
北側には薬師岳が大きく広がっている。 | |||
東側には水晶岳、鷲羽岳、雲ノ平、三俣蓮華岳。 | |||
その右手には、黒部五郎岳と北ノ俣岳と、これから歩く山々が全て遠望できた。 | |||
18日朝5時30分:太郎平小屋を出発。 左の木道は薬師沢へ下り、右側が黒部五郎岳へ登る道で、右側へ向かう。 |
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ガスがかかって遠望がきかないが、時折ガスが晴れて様子がわかる。 | |||
お花畑の続くなだらかな道を1時間半ほど歩いていく。 | |||
7時:北ノ俣岳2661mに到着。生憎、ガスに覆われて遠望できなかった。 | |||
北ノ俣岳から約1時間歩き、8時に赤木岳2622mに到着。 | |||
暫く下っていき、中俣乗越からいよいよ黒部五郎岳への登りになる。 | |||
赤木岳から1時間半ほど歩いたところから、山頂へのザレた登り道になる。 | |||
10時15分、カールの淵に到着し、そこから15分登って山頂へ。 | |||
山頂は、薬師岳や水晶岳、鷲羽岳が見渡せる展望台だった。 | |||
山頂で展望を楽しんでから、コバイケイソウが咲き乱れる法面をカールへ下っていく。 | |||
カールに降り立つと、そこには太古から時間が止まったような自然が広がっていた。 | |||
静かなカールの中でゆっくりと昼食休憩し、11時45分、出発。歩き始めると、大きな雷岩が一際目を引く。 | |||
東の方に目を向けると、ガスが晴れて鷲羽岳から水晶岳への稜線が綺麗に見えていた。 | |||
12時45分:黒部五郎小舎に到着し、水補給してしばらく休憩。 | |||
13時15分:宿泊予定の三俣山荘に向かって出発。 | |||
三俣蓮華岳は山頂へは上がらず、トラバース道へ。 | |||
雪渓を横切り、キャンプ地を通り抜ける。 | |||
三俣山荘が見え始めると、大きく羽を広げた鷲羽岳の麓に赤い屋根が映え、絵葉書のような絶景が広がる。 | |||
15時55分:三俣山荘に到着。歩行時間9時間余りの長いウオーキングだった。 | |||
山荘の前に屏風のように立ちはだかる槍ヶ岳の眺めが、今日の疲れを癒やしてくれた。 | |||
歩行距離15km以上のロングコースだったが、急坂や歩きにくい所がなかったので意外と疲れは少な かったし、いろんな花に出会えたのも楽しかった。 |
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ニッコウキスゲ |
キンコウカ |
キリンソウ |
タテヤマリンドウ |
タカネヤハズハハコ |
オトギリソウ |
ウサギギク |
エゾシオガマ |
イワイチョウ |
オヤマリンドウ |
イワショウブ |
チングルマ |
ハクサンイチゲ |
アオノツガザクラ |
トウヤクリンドウ |
コバイケイソウ |
ミヤマキンポウゲ |
イワツメクサ |
タカネニガナ |
タテヤマリンドウ |
ミヤマダイコンソウ |
ヨツバシオガマ |
カラマツソウ |
ゴゼンタチバナ |
1日目(8/17)-2日目(8/18)-3日目(8/19)-4日目(8/20) | |||
北アルプスへ | |||