仏ノ尾1227m

   美方郡香美町小代区佐坊    ROUTE

   国道9号線の香美町村岡地区和田で国道482号線に入り、小代地区佐坊集落に向かう。佐坊集落を過ぎる
   と舗装路が悪路の林道になるが、道なりに上って行くと、左手に「仏の尾登山口」の標識が現れる。
   車は少し広めの路肩を探して駐車する。      

   2015/9/7 晴れ    MAP     

   コースタイム 登り 登山口-(道間違い15分を含み30分)-開墾地-(30分)-栗の巨木-(60分)-山頂
                                            合計 2時間
           下り 山頂-(40分)-栗の巨木-(道探し35分を含み60分)-開墾地-(15分)-登山口
                                          合計 1時間55分

   その昔広い山頂に寺院があったことから名づけられたという但馬の辺境の山に、yamayaさん
   ヒマ山隊10人で登ってきた。
   小代地区最上部の佐坊集落を通り、悪路を上って行くと左手に「仏の尾登山口」の標識が現れた。
   予定の登山口はもう少し上だが、時間も押してきているのでここから登ることに変更。
   10時40分:路肩に駐車して出発。  
 
   廃道を登っていく。三差路を通りすぎて少し歩くと倉庫らしき建物が現れた。  
   
   「昭和50年度農作業管理休養施設」と標札が上がっていた。
   三差路に引き返して廃道を登っていくと、途中崩落していたので迂回して通過。  
   
   道路の突き当りは広い開墾地跡の湿原で、湿原の左端を歩いて行ったところから登山道になる。  
   
   最近は殆ど登られていないようで、登山道は半ば藪化している。
   30分ほど登っていくと、11時40分、突然目の前に巨木が現れ、下には栗のイガイガがたくさん落ちていた。  
   
   巨木の周辺はブナ林で、しばらく気持ちよく登っていく。  
   
   ブナ林が終わると藪化した傾斜のきつい道になり、1時間ほど歩いて傾斜が緩むと古い標識が現れた。   
   
   12時40分:笹ヤブを突き抜けると広い開削地が現れ、そこが山頂だった。  
   
   木の枝にひっそりと古い山頂標識が付けられていた。山頂でランチタイムを過ごしてから記念撮影。  
   
   笹に覆われた山頂からの眺望は殆ど無く、北東方面の隙間から三川山方面が何とか見渡せた。
   山頂の北側がブナ林になっているので少し散策。ブナの葉は少し色づき始めている。  
   
   「すばらしブナ林経由 下山→大谷」と読める古い標識があった。  
   
   13時25分:同じ道を下山し、14時5分、栗の巨木に到着。
   谷沿いの道を登ってきたが、ブナ林の尾根側にルートがないか探索をしてみる。  
   
   ピークまで登って下り始めると絶壁に阻まれてしまったので、断念して栗の巨木まで戻って同じ道を下山。  
   
   ほとんど眺望がないが、時々木々の間から鉢伏山と氷ノ山が垣間見れる。  
  
   鉢伏山                             氷ノ山
   
   15時20分:駐車地点に下山。
   30年ほど前に整備されたという登山道はかなり藪化していたが、歩けないほどでは無いのでかえって面白かった。
   webを見ると積雪期には素晴らしい眺望が開けるとのことだったので、一度チャレンジしてみたい。。 
   
 2019/3/24 
   
  但馬の山へ