飯豊山2105m  

      山形県飯豊町      ROUTE

      磐越自動車道会津若松インターから国道121号線を北上し、道の駅田沢を過ぎてすぐ県道4号線に入り、
      県道378号線、林道を通り大日杉登山口へ。  

      2010/7/10-11 10日曇り後雨  11日晴れ後曇り  MAP

      コースタイム 1日目 登山口-(2時間50分)-地蔵岳- (2時間)-御坪-(1時間20分)-切合小屋 
                                                                  合計6時間10分
               2日目 切合小屋-(1時間)-草履塚-(1時間5分)-本山小屋-(15分)-飯豊山山頂
                   飯豊山山頂-(1時間50分)-切合小屋-(雪渓1時間)-御坪-(1時間30分)-地蔵岳
                   -(2時間10分)-登山口                                 合計8時間50分 

      朝日岳を下山して、道の駅いいでで車中泊。
      夕方から土砂降りの雨になり、朝まで降り続いていたが5時頃になると何とか止んだ。
      
      このまま雨は上がるかどうかわからないが、とりあえず登山口まで行ってみることにする。
      6時半ごろ大日杉登山口に着くと、すでに十台以上の車が止まっていて皆さん登る支度をしている。
      天気の行方は分からないが、これだけ人がいると安心なので登ることにした。

      7時に出発。標高は約600m。 
   
      登り始めの30分ほど、30mくらいある鎖場まで結構な急登を登っていく。
      ザンゲ坂というらしい。
      鎖場を過ぎると傾斜は緩やかになり、展望は良くないが美しいブナ林の道が続く。
      1時間くらいで長之助清水に着くが、清水は登山道から離れているので休憩だけして登っていく。 
 
      延々と続く展望のあまりない道を登り、9時40分、ようやく地蔵岳1539mに到着。
      前方にやっと縞模様の残雪のある尾根が見えてきた。 
 
      左手遠くに吾妻山を見ながら、1500m前後のアップダウンを繰り返しながら進んでいく。
      標高が一向に上がらないもどかしさを、頻繁に現れるヒメサユリが和ませてくれる。
      途中に出てきた目洗清水も下に降りて行かなくてはならないので素通りした。 
   
      ダケカンバの樹林になり、しばらく歩くと、11時40分、御坪に到着。 
   
        前方にようやく雪渓の残る尾根が見えてきた。 
        雲にピークが隠れているのが飯豊本山だと思うが良く分からない。 
 
      11時50分:分岐の標識が現れたのでとりあえず雪渓登りの御沢コースへ向かった。
      雪渓に足を踏み入れて登り始めると、クラックが入ったところになった。
      終点は遠く、誰も登ってこないので、無難な一般道に戻ることにした。 
   
      12時20分:種蒔山経由の一般道に入る。稜線に近づくにつれてガスがかかってくる。
      ダケカンバ林が終わり雪渓横断になった。 
   
      一般ルートの雪渓なのでアイゼンなしで大丈夫だろうと思っていたが、2つ目、3つ目と結構急傾斜に
      なってきたのでアイゼンを装着。  
   
      13時40分:宿泊予定の切合(きりあわせ)小屋に到着。 
      到着と同時に雨は本降りになってきた。
      土曜日だが宿泊者は15人ほどで、本格的なシーズンはもう2週間ほど先のようだ。
      4時ごろに夕食をして、5時に就寝。夜中に目を覚ますと天の川が見える星空になっていた。 
   
      5時:朝日を見ながら本山へ向かって出発。 
   
      ここでも雪渓を3回通り、5時50分、草履塚に到着すると、目の前に雄大な景色が広がった。 
   
          左手から飯豊連峰最高峰の大日岳が圧倒的な存在感で迫ってくる。 
 
          正面には本山小屋と左奥に飯豊本山山頂が見える。 
 
      姥権現辺りからはお花畑がつづいていく。 御秘所の岩越えは大したことはない。 
   
      一面にミヤマウスユキソウの群落が広がり、ヨツバシオガマも雪峰に良く映える。 
   
     7時5分:本山小屋を通過。この辺りからか風が強くなってきた。 
   
      7時20分:飯豊本山山頂に到着。
      遮るものがない山頂は強風で5分と居れず、写真だけ写して早々に退散。 
   
      山頂から左手に大日岳。右手は烏帽子岳、北股岳と続いているのだろうが良く分からない。
      尾根はもっと向こうの方へ続いていくが天気のせいもあり見えない。
      朝日連峰も大きな山塊だと思ったが、この山塊は果てしなく続きそうな雄大さを感じさせた。 
   
      9時:切合小屋まで下山。
      ここで地元の3人連れのベテラン氏に雪渓下りを誘われた。
      一人では無理と諦めていたので渡りに船と、秋田からの若い5人グループと一緒に同行させてもらうことになった。
      最難関の取り付きはロープで確保してもらって滑りながら着地。 
   
      あとはアイゼンを付けていれば問題のない傾斜だったが、ベテラン氏の一人がアイゼンなしで平気で下り
      てい行くのには感心するしかなかった。 
      そして下りていると、アイゼンなしで登ってくる単独の女性とすれ違った。
      登れなくなったらブッシュに取り付くから大丈夫と言って登って行ったのにはさすがのベテラン氏たちも
      感心していた。御名前も伺わずにお別れしたが、誘っていただいて感謝である。 
   
     約1時間かかって雪渓を降り、御沢別れからヒメサユリノ他にもいろんな花が咲いている道を降りて行く。 
 ヒメシャジン  ミヤマクルマバナ  イワハゼ    イワオトギリ
       
       
 ミヤマダイモンジソウ   ゴゼンタチバナ  シャクナゲ   ニッコウキスゲ
     
       
  シラネアオイ   サンカヨウ   ネバリノギラン   オヤマノエンドウ
     
      11時50分:地蔵岳まで下山。ここからの下りがきつかった。
      シェラフも入っているので10キロを超えるザックが重く、木の根が張り廻った急坂の足場確保が次第に
      ママならなくなってくる。
      30mの鎖場を降りて、14時、大日杉小屋が現れて長い一日がようやく終わった。 
   
      飯豊山は大日杉から登るのが一番短く楽な行程だという。
      一泊二日で飯豊連峰のほんの一部を歩いただけだが、この山の奥深さに触れることが出来た。
      山では東北弁しか聞こえず、関西からは少ないが、地元の人が苦もなく登っていくのには感心した。

      午前中は殆ど雨に降られず、予想以上に順調に登ることが出来、なおかつ、日曜日中に高速道に乗れて、
      往復とも2,100円の高速料金で東北の山旅が出来たのもラッキーだった。  
   
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