岩手山2038m

    岩手県岩手郡滝沢村  ROUTE 

    東北自動車道滝沢インターから、県道278号を通って馬返し駐車場(150台 無料)へ。

    2013/7/2 晴れ     MAP 

    コースタイム 登り 馬返し登山口‐(40分)‐0.5合目分岐‐(60分)‐4合目‐(80分)‐7合目
                ‐(60分)‐御鉢‐(30分)‐山頂        合計 4時間30分
            下り 山頂‐(30分)‐平笠不動避難小屋‐(50分)‐ツルハシ‐(30分)‐第2噴出口跡
                ‐(90分)‐焼走り登山口           合計 3時間20分

    八甲田山下山後地道を約4時間走り、夕方5時頃道の駅にしねに到着し、ここで車中泊。

    翌朝は3時に起床し、4時に焼走り登山口へ向かう。ここに車をデポしてから馬返し登山口へ。
    これで一人では出来ない、馬返し登山口から登って焼走り登山口へ降りるルートを歩くことができる。
    MKさんに感謝である。

    4時40分:馬返し登山口を出発。  
   
      キャンプ場を通ると登山道になる。 
   
    登山道に入る手前で前方を見上げると、岩手山が大きく聳えていた。  
 
    40分ほど歩くと、「0.5合目」の標識が現れ、旧道と新道とに別れる。左手の旧道に進む。       
   
    3合目辺りからガレ道になり、7合目の合流地点まで延々と続く。  
   
   下を見下ろすと、雲海が広がり麓の景色は見えない。7時40分:7合目に到着。ここからなだらかな道になる。
   
    登山道の花は、ミヤマハンショウヅルとがいちばん目についた。 
ミヤマハンショウヅル 
ミヤマキンバイ
 
ミヤマアズマギク
 
ハクサンチドリ
 
    8時:8合目避難小屋。        8時20分:鬼ヶ城コースとの合流地点の不動平。 
   
    見上げると、山頂の大きな御鉢が広がっている。 
 
    ザレた道を登って行き、8時40分、御鉢の縁周りに到着し、右回りに回っていく。 
   
   御鉢周りのガレ場には黄色い花がいっぱい咲いていた。MKさんに尋ねると、キバナノコマノツメとのこと。  
   
    山頂へ向かって歩を進めていくと、今度はコマクサの群落が現れた。
    遠目では殺風景に見える灰色の火口縁も、近づいてみると生命に満ちている。  
   
    9時10分:岩手山山頂(薬師岳)に到着。目の前には中央火口丘の妙高岳。 
   
    9時40分:休憩後、山頂をバックに写真を写し、焼走りに向けて下山開始。 
   
    少し下ったところでイワウメが咲いているのをMKさんに教えてもらった。 
   
    下山途中で、先程まで雲に隠れていた八幡平に連なる山並みが、少し見えてきた。 
 
    10時20分:平笠不動避難小屋に到着し、山頂を見上げながらここで昼食タイム。 
   
    10時40分:樹林の道になり、カラマツソウの花畑になる。  
   
    しばらく歩くとシラネアオイの花畑になる。  
   
    大きな葉のサンカヨウも目についた。  
   
    40分ほど花畑の続く道を降りると、「ツルハシの分レ」の標識が現われ、ザレ道になった。
    ここからがコマクサの群生地である。 
   
    歩いて行くと、ザレた法面には延々とコマクサが咲き乱れていた。  
 
       
   
    30分ほどでコマクサの群生地は終わり、噴出口跡付近で下を見ると、麓がボンヤリと見えていた。 
   
   再び樹林の道になり、約3km、1時間20分下って、13時50分、焼走り登山口へ帰着した。  
   
   登山口の横に溶岩流の見学コースがあったので少し覗いてみた。1732年の噴火による溶岩流とのことである。
   そして、その前が登山者用駐車場。  
   
   登山口のすぐ近くにある焼走りの湯で汗を流し、明日の早池峰山に備え、道の駅紫波まで走ってここで車中泊した。 
   
    岩手山は、今回の山旅で一番ハードな山だったが、火口周りのお花畑と、焼走り登山道でのシラネアオイや
    コマクサの大群落が印象深い、予想を超える花の山だった。 
   
 2013/6/28(八幡平)   2013/6/30(岩木山)   2013/7/1(八甲田山)  2013/7/3(早池峰山)  2013/7/4(筑波山)
   
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