八ヶ岳2899m |
長野県諏訪郡原村 ROUTE 中央自動車道諏訪南インターから原村を通り美濃戸口へ。 |
2008/9/9〜9/10 晴れ MAP コースタイム 9日 美濃戸-(2時間10分)-行者小屋-(1時間10分)-阿弥陀岳・中岳鞍部 -(40分)-阿弥陀岳-(30分)-鞍部-(1時間30分)-赤岳 合計 6時間 10日 赤岳展望荘-(50分)-横岳-(1時間)-硫黄岳-(1時間10分)-赤岳鉱泉 -(1時間30分)-美濃戸 合計 4時間30分 |
昨年は金峰山、瑞牆山、蓼科山に登り、今年は甲武信岳、大菩薩嶺に登ったが、これらの山から一番 近くに大きく横たわって見える八ヶ岳にはまだ登っていない。 今年の夏の締めくくりにこの山に登ろうと、8月の下旬からチャンスを窺っていたがゲリラ雨が続き、なか なか天気が回復しない。 9月7日になって、ようやく8日からしばらくいい天気が続く予報が出た。 チャンスは今と、8日の朝出発した。 経費節約のため、8日は朝3時に出発し、高速道路は中央道の飯田で降り、後は一般道を走った。 夜までに麓に着けばいいので寄り道をしながら進んだが、それでも午後には茅野市に着いてしまった。 八ガ岳中央高原から八ガ岳の山塊が綺麗に見えるが頂上付近は雲に覆われている。 おそらく明日は天気予報通り快晴になるだろう。 周辺をドライブしたり休憩したりして時間をつぶし、午後6時に原村美濃戸のやまのこ村駐車場に到着した。 1日1000円の駐車料金を払い、車中泊。少しアルコールを胃に入れるとすぐに眠ってしまった。 途中目を覚ますと満天の星空。また眠り、朝5時頃目を覚ますと隣にもう1台車中泊の車が止まっていた。 やまのこ村に頼んでいた朝食をすませ、6時半に出発。標高は1690m。気温は10℃。 |
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赤岳山荘の前を通り美濃戸山荘の前に来ると、右南沢・左北沢の標識。 南沢から登り、明日北沢から降りてくる計画だ。 |
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緩やかな傾斜の石ころ道を進んでいくが、1時間歩いてようやく標高2000m。なかなか高度があがらない。 1時間半歩いて木々の間から赤岳が覗き出した。 |
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8時40分、行者小屋に到着。標高は2350m。 水が豊富で蛇口から勢いよく水が出ていた。 空になったボトルに水を入れたが、後から思え ばもっとここで水を確保しておくべきだったと 後悔。というのも、頂上には水場がなく、小屋 で500mml のペットボトルの水を1本500円で買 うことになってしまったからだ。 |
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行者小屋から阿弥陀岳に向かうとシラビソの樹林帯になり、標高2500m付近になると高木が少なくなってきた。 | |||
9時50分:阿弥陀岳と中岳の鞍部に到着。 標高は約2600m。 顔をあげると、目の前に富士山が浮かんでいた。 |
阿弥陀岳頂上2805mまで標高差約200mの急登。 10時:リュックを置き、サブザックに水だけ入れ登 頂開始。 |
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10時20分:阿弥陀岳頂上に到着。 赤岳が目の前に見える。 |
赤岳の左には明日縦走する横岳、硫黄岳などの 荒々しい尾根筋が続いている。 |
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今日はおそらく年に何日もないだろうと思える晴天。 極楽浄土に来た気分で、しばし360度の天上の大パノラマに浸る。 |
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南東には富士山が綺麗に 浮かんでいる。 |
南西には甲斐駒ケ岳、 仙丈ケ岳、北岳など 南アルプス |
西側には中央アルプスと 御嶽山 |
北西には穂高、槍ケ岳など 北アルプスの山並みが 白馬岳まで見える。 |
10時40分:阿弥陀岳を下山し、赤岳に向かう。 11時20分:中岳に到着。赤岳が目の前に迫って見える。 赤岳は左から文三郎道が合流したあたりから急登になり、鎖場が続く。 |
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12時30分:八ケ岳の最高峰赤岳頂上に到着。 | 北側眼下に見えるのが今日宿泊する赤岳展望荘だ。 | ||
東側には去年登った金峰山と瑞牆山、 今年7月に登った甲武信岳が見える。 |
頂上で昼食し、ゆったりとしていたら急にヘリが 飛んできて赤岳頂上小屋に荷物を降ろし始めた。 山小屋の水は高いはずだ。 |
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頂上でゆっくりした時間を過ごし、 午後2時半に展望荘に到着。 5時半から食事。 バイキング方式で品数が多くなかなかいい。 食事の後外に出るとちょうど夕日が沈むところだ。 午後6時08分、乗鞍岳の左に日が沈んだ。 |
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10日、朝目を覚まし、5時15分に外に出るとちょうど日の出前。 赤岳の左に赤味を帯びた富士山のシルエット。写真でしか見たことのない光景に感動。 |
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午前5時半に、 またまたバイキング形式の結構豪華な朝食をし、 6時半にもう一度富士山の方を見て出発。 写真しか持って帰れないのが残念である。 |
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7時10分、横岳2829mに到着。 | 横岳から硫黄岳へはなだらかな稜線歩きになる。 | ||
8時:硫黄岳2760mに到着。 | 北側に天狗岳2646mとその向こうに蓼科山2530m。 | ||
南を振り返ると、歩いてきた阿弥陀岳、赤岳、横岳の稜線が見渡せる。 | |||
硫黄岳からは下りだけになる。 8時15分、赤岩の頭2656mまで下り、 硫黄岳を振り返る。 |
シラビソの道を一気に下っていく。 | ||
9時10分:赤岳鉱泉に到着。赤岳鉱泉からは緩やかな北沢沿いの道を下り、10時40分、駐車場に到着した。 行者小屋や赤岳鉱泉より下の樹林帯は展望がなく単調だが、この時期でも結構花が咲いていて楽しめた。 中でもトリカブトの多さには驚いた。 |
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2008/9/11浅間山 2008/9/11草津白根山 2008/9/12四阿山 | |||
2018/8/20中山 2018/8/22硫黄岳 2018/8/21天狗岳 2018/10/8北横岳 2018/10/9-10/10赤岳 | |||
関東・甲信越の山 | |||